理事長写真

啓明会の啓明は、中国の古典詩経の中の「東に啓明あり、西に長庚あり」から採用したもので啓明、長庚共に金星(明星)を意味し、金星が西の空に輝くときは宵の明星(長庚)となり,東の空に輝くときは夜明けの明星(啓明)となります。
啓明会は、黎明の空に輝く明星のごとく静かな光を世に送りたいとの思いで名付けられました。半世紀経った今も管理者はもとより、職員にもその思いが脈々と流れています。
設立当初の職員から、我が子を預けて後ろ髪を引かれる思いで帰られるご家族の姿を見て、ここは彼らにとって家なんだ、職員は家族なんだという思いが強くなったと聞いています。時代や制度は変わっても、その思いを受け継ぎ、障害者の皆さんと共に歩んでいきたいと考えています。


2018年06月18日更新